高嶋博士の複合発酵バイオシステムは、使用する水や汚水を完全循環させることのできるため環境に負荷を与えることがありません。自然そのものの自浄サイクルをバイオテクノロジーにより促進させた技術であるため、一つの物事にとどまらず、環境問題、生態系の乱れなど多くの現代社会が抱える問題(食糧・水・インフラ)の解決が可能です。

上下水道を切った生活

風呂・洗濯・台所排水及びトイレ汚水の完全リサイクル

ノンインフラ社会の実現(上下水道不要)

普通の民家で生活排水(風呂の水、洗濯の水、台所の水、トイレの水)を浄化して完全リサイクルを実現し、上下水道を遮断しました。

ご家庭でも上下水道停止を実現

※山本さんのご自宅の生活用水は、再生水を4~5倍の井戸水で薄めたものを利用。生活用水のほかには家庭菜園や、鶏、庭の草木にも活用しています。

上記事例では、浄化を始めて2週間で汚水が飲用可能となりました。
上下水道を止めて、生活排水を100%完全リサイクルして飲用、お風呂、洗濯、台所にも使用。
飲用水は抗酸化・抗菌(ウィルス)効果あり。お風呂の水に利用で肌荒れ防止も。

生活排水が、処理槽を重ねることで飲用可能になり、体の免疫力を上げるまでの水になります。
トイレの排水も自動で浄化されて無限に循環利用されます。

究極の発酵は、最終的に高エネルギーで何も物質が残らない純粋な水と化し、これを人体に取り入れることで、生命は本来の状態に戻っていきます。

農業への展開 農作物の生産事例

酵素水(バイオ液肥・エナジー水)による無肥料・無農薬栽培の実践

畑に酵素水(バイオ液肥・エナジー水)を活用。
バイオ液肥は土壌中の微生物を活性化させ、エナジー水は植物を強くする働きがあるため、高品質な花や農作物の生産が可能になります。

さまざまな農作物への実践

バイオ液肥を定植前の土壌に原液~20倍程度に薄めて畑全面に散布します。
生育期間中は500倍のバイオ液肥の点滴潅水、並びに500倍のエナジー水を作物に散布します。

散布後、最短2週間ほどの経過で結果が現れてきます。
土の微生物が活性(腐敗から発酵に変化)、土に深く棒が刺さるようになります。
このような発酵型の畑からは、虫が寄らず腐らない(どろどろに溶けない)作物が採れるようになります。

高原野菜づくり

酵素水を使用することで、無農薬・無化学肥料農法を実現。
酵素水の散布により、連作障害を抑制します。
とうもろこしや葉物野菜が栽培でき虫害も抑制します。
慣行農法では朝採れが一番甘い状態で切った瞬間から糖度が落ち劣化が早いが、こちらはより甘く糖度も持続します。葉物野菜はみずみずしく、保存がきく作物ができ広範囲の輸送も可能になりました。

ハウス栽培トマト

酵素水を使用することで、無農薬・無化学肥料農法を実現。
酵素水の散布により、アブラムシなどの虫害やうどん粉病等の病害を抑制します。
美味しく保存がきく作物ができ、広範囲の輸送が可能になりました。
トマトが嫌いな人や子どもにも美味しいと好評です。

エナジー水の活用

酵素により完全発酵(腐敗バクテリアの分解・消失を経ており)された水は、植物に散布すれば虫害を抑制し、抗菌力、また抗酸化作用の効果もあります。
天然成分から生成しており、化学薬品、化学物質は一切使用していません。
環境や人体にもやさしく、さまざまな日常シーンに利用できます。

エナジー水の可能性

洗濯への活用

抗菌力、静電気防止、風合い向上、肌に優しい仕上がりなどの効果があります。
また、処理水(エナジー水)の洗浄力により、洗剤の使用料が従来に比べ約半分で済むようになります。

水回りの浄菌・消臭、アクアリウム設備やペットのトイレの消臭にも

台所の嫌な匂いに霧吹き等で吹きかけることで匂いが抑えられます。
水回りの滑りもなくなりお手入れも楽になります。アクアリウムなどの水槽の臭いもなくなります。この他、ペットのトイレの臭いも霧吹きで吹きかけることで改善。
浄化槽の排水溝から上がってくる汚水の匂いにお困りの方も、臭いがなくなります。
滑りや臭いの成分が酵素によって分解されるためです。

家庭菜園、水耕栽培

農業にも活用されている通り、無施肥無農薬で美味しい作物が取れます。
水耕栽培にも適しています。

ガーデニング、観葉植物、切り花の花瓶に。左が水道水、右がエナジー水。

花も無農薬でも病虫害が出なくなり、花や茎もしっかりし健康な状態になります。農薬散布の必要がなくなり、手入れの際の体の負荷もなくなります。

飲用水は抗酸化・抗菌(ウィルス)効果、お風呂の水に利用で肌荒れ防止

生活排水が、処理槽を重ねることで飲用可能になり、体の免疫力を上げるまでの水になります。
トイレの排水も自動で浄化されて無限に循環利用されます。
究極の発酵は、最終的に高エネルギーで何も物質が残らない純粋な水と化し、これを人体に取り入れることで、生命は本来の状態に戻っていきます。

農業への展開 耕作放棄地再生への活用

複合発酵技術を活用することにより、腐敗型の土壌を発酵型の土壌にします。

バイオ液肥により各種障害の温床である腐敗硬盤層を短期間で破壊。水捌けの良い、作物の根が深く入る畑になります。

さまざまな耕作へ

耕作放棄地は増加の一途を辿っており、今後も農業従事者の高齢化によりさらに増加することが懸念されています。

長年の肥料過多による連作障害や、近年の集中豪雨による水害の表面化は元をたどると土壌環境の悪化によるものです。

耕作放棄された場所を、再生と同時に耕作を進めていくことは簡単な事ではありません。

これを複合発酵技術を活用することにより、腐敗型の土壌を発酵型の土壌にします。バイオ液肥により各種障害の温床である腐敗硬盤層を短期間で破壊。水捌けの良い、作物の根が深く入る畑になります。

太陽熱処理とバイオ液肥の併用

トマトは、10年以上放置された耕作放棄地を太陽熱処理とバイオ液肥との併用により土壌改良。

無除草・無農薬・無肥料栽培で初年度から収穫しました。10cmしか刺さらなかった棒が、1m以上刺さるようになりました。(トマトの事例詳細)。

とうもろこしの定植とバイオ液肥の併用による土壌改良。とうもろこしの深い根っこと強力な吸肥力により短時間で腐敗硬盤層を破壊、畑を浄化します。20cmしか刺さらなかった棒が、続けること3年間で2m以上刺さるようになりました。

バイオ液肥を圃場全面に散布。

まずは地表近くの好気性微生物を活性化。好気性微生物が増えると、嫌気性微生物が動き出します。嫌気性微生物が動き出すと棒が深く刺さるようになります。

バイオトイレ事例

日本アルプス 蝶ヶ岳ヒュッテ

バイオトイレ設置データ

 設置先:中部山岳国立公園 日本アルプス 蝶ヶ岳ヒュッテ(2,677m)
 製品タイプ:オーガニックビューⅠ型
 稼動期間:平成19年5月10日~平成19年11月2日、 平成19年4月26日~現在
 設置台数:1基(和式+洋式)+洋式1基
 使用回数:山小屋営業期間中約10,000回(冬季は閉鎖)
 備考:環境省の許可取得(環中部許第050623003号)
 ・長野県より平成17年度小規模山小屋トイレ整備事業補助金の交付(長野県指令17環第57号)
 ・環境省山岳トイレ技術実証事業 実証済(平成20年10月取得)

処理水データ

採水日:平成19年6月11日
処理水槽の水がトイレに循環し、化学薬品を使わず大腸菌0

*1 一般標準値

分析データ:財団法人日本環境衛生センター

コンテナに収まる移動可能なシステム

バイオトイレ事例2

石川島造船化工機株式会社

バイオトイレ設置データ

 設置先:石川島造船化工機株式会社
 製品タイプ:オーガニックビューⅠ型
 稼動期間:平成16年4月9日~現在(4年6ヶ月)
 設置台数:1基(和式+洋式)
 使用回数:40,000回

臭気データ

採取期日:平成16年7月1日

赤字は定量下限値以下

*1 悪臭防止法第4条第1号
*2 トイレ内 高さ0.8m 種別 大気排出口測定 使用後1時間密閉後測定
*3 発酵槽側面 距離1m、高さ1.5m、
  風下(当日風向きにより、最も臭気が感じられる場所を測定) 
  種別 臭気環境測定
*4 種別 臭気官能試験

定量下限値10 

コンテナに収まる移動可能なシステム

バイオトイレ事例

大型展望水門びゅうお

バイオトイレ設置データ

 設置先:沼津港「大型展望水門びゅうお」
 製品タイプ:埋設改造2室
 稼動期間:平成18年11月~現在
 設置台数:1基(洋式)

上下水道を複合発酵バイオシステムに
再生水をくらしに活用

庭園、母屋と長屋、長屋の裏には田畑もある古民家での暮らしの中、3年前からご自宅に複合発酵バイオシステムを導入し井戸の水と再生水を利用し上水道と下水道を切った生活をしています。

生活排水を100%完全リサイクルして飲用、お風呂、洗濯、台所に使用しています。

周辺環境は自然豊かな農村地域です。
広い庭(庭園)もあり、畑では家庭菜園をしています。
庭園の木は元気に枝葉が大きく広がり、家庭菜園はレタスの成りがよく、主食のように食べているとおっしゃっていました。さつまいも、レタス、アスパラや、いちご、稲作など挑戦中です。畑に捨てたはずだった…というネギは自然にとても大きくなっていました。

また、複合発酵バイオシステムの導入を機に、烏骨鶏の飼育も始めました。最初の8羽から、2年経ち現在は23羽。
飼育用の飲水は生活用水と同じくエナジー水を利用、餌には固形バイオ(複合発酵)を混ぜて食べさせています。
山本さんに、烏骨鶏で困っていることをききましたら、鶏糞が多くてと掃除しながら見せてくれました。
確かに多いのですが、発酵の作用で鶏糞は全く臭くないのです。
山本さんの烏骨鶏はおとなしく、抱きかかえることができ、みんな近くに寄ってきます。

山本さんのご夫妻の食生活は、烏骨鶏の卵やレタスと米とお話ししていました。
お土産に周辺の山菜。山椒、破竹のたけのこもいただきました。

生活の中、さまざまな方法で複合発酵バイオシステムを活用し、発見を繰り返されています。システムの一部分の合成槽では、近所から仕入れた魚を飼ったり、たまたま庭から飛んできて芽生えた種で水耕栽培の観察も。

快適に周辺環境と共に。複合発酵技術の好循環の中でのくらしをとても楽しんでいるご様子でした。

農地のイメージ画像

環境にやさしい暮らしを広げる

複合発酵バイオシステムには、生活やビジネスまで幅広く活用するシーンがあります。
皆さまにあわせた最適な方法をご提案し、生活や環境を変えるお手伝いをさせてください。